こんにちはのり柴です。
めずらしく自作PCネタですw
先日、CPUの性能を測るベンチマークソフト、
「Cinebench」の最新ver「Cinebench R23」が公開されました。
そこで今回はのり柴が普段使用しているPC(Intel Corei5 9600k)でどれくらいのスコアが叩き出せるのか検証してみます!
この検証需要ある?
2022/9/22追記
intel 第12世代CPU core-i5 12600Kでオーバークロックのテストをした記事もありますので良かったら合わせて御覧ください。
Cinebench(シネベンチ)とは
Cinebenchとは3DCG制作ソフト「CINEMA4D」というソフトのレンダリング機能を用いた、CPUの性能を測るためのベンチマークソフトになります。
自作PC界隈では結構広く使われていたりします。
ちなみにのり柴は昔CINEMA4Dを使ってお仕事していたことがありましたw
CINEMA4Dのシェアは3DCG制作界隈では、あまり高くなく日本で使ってる会社はあんまりありません。。
そのため、自作PC界隈でCPUの性能計測に広く使われるCinebenchのほうが、元のCINEMA4Dよりも知名度が高かったりしますw
Cinebenchをご自身のPCで試してみたいという方は以下の公式サイトから無料でダウンロードできます。
https://www.maxon.net/ja/downloads
上記ページから Cinebench Release 23 Installers をダウンロードして下さい。
CINEMA4Dの体験版を間違えてダウンロードしないように。
今回使うPCのスペック
のり柴が普段から使っている、2019年の夏頃に組んだ自作のPCになります。
以下、PCのざっくりスペックです。
- CPU Intel Core-i5 9600K
- CPUクーラー NZXT KurakenX42
- マザボ ASUS ROG STRIX Z390-I GAMING
- メモリ 32GB
Intel Core-i5 9600K
2年ほど前に発売された第9世代のインテルCPUになります。
比較的安価で購入できるためそこそこコスパの良かったCPUなので、まだ現役で使われてるかたも多いのではないでしょうか?
お尻に「F」とついたものと「K」ついたものがありますが、「K」がついてるほうのみオーバークロック可能です。
NZXT Kuraken X42
簡易水冷のド定番、NZXT社の簡易水冷になります。
サイズは140mmの小さいラジエーターのX42を使っています。
現在はもう少しサイズの小さい120mmラジエータのM22というタイプも販売されてます。
ASUS ROG STRIX Z390-I GAMING
第9世代のIntelCPUに対応したマザーボードになります。
mini-itxサイズ&今は生産終了しているのでお値段はかなり高めになってます。
PCケース
PCケースはFlactaldesignの「Define Nano S」というケースになります。
PCケースに関しては以下の記事で紹介してますので興味あるかたはよかったらご覧ください。
オススメのコンパクトケース。
いざ計測!
普段は、i5を4.8Ghzにオーバークロックして使用しているので、
今回は「定格」「OC 4.8GHz」「OC 5.0GHz」の3パターンで計測していこうと思います。
定格クロック
まずは定格クロックからになります。
結果ドン!
- マルチコア 「5841」
- シングルコア 「1144」
- MP レシオ 「5.10」
という結果になりました。
計測中のCPU温度も載せておきます。
はいドン!
大体62℃位をキープしている感じでした。
簡易水冷のおかげか、そんなに熱くならないですねw
ちなみにファンの回転数は簡易水冷のポンプの回転数になります。
オーバークロック 4.8GHz
普段常用している4.8GHzでの結果になります。
- マルチコア 「6495」
- シングルコア 「1264」
- MP レシオ 「5.14」
という結果になりました。
定格クロックと比較すると、マルチコアの値は10%ほど向上しました!
CPU温度は丁度70℃付近をキープしておりました。
これくらいなら全然余裕ですね!
※※※2021/4/24追記※※※
詳細設定を知りたいとのコメントいただきましたので画像貼っておきます。
ほとんどいじってないですが、コアクロック数を4.8GHzに設定して、DRAM電圧を1.3Vに変更してるくらいです。
オーバークロック 5.0GHz
5ギガーです。
これくらいがギリギリ常用できるラインですね。
以前は5.0GHzで運用してたんですが、最近はあんまり高負荷のゲームや作業をしないので、普段は4.8GHzで運用してます。
それでは結果をどうぞ~
- マルチコア 「6856」
- シングルコア 「1329」
- MP レシオ 「5.16」
さすがにマルチコア7000には届きませんでしたが、そこそこ良い結果になったんでは無いかと思います。
定格クロックと比較して、マルチコアは14.8%ほど向上です!!
CPU温度は80℃付近まで上がってましたwかなりホカホカですね!
空冷クーラーでは耐えられなさそう。
まとめ
2年前に発売されたCPUにしては健闘してるんじゃないでしょうか・・?
オーバークロックはCPUの故障や寿命を縮める原因にもなりますので、自己責任でお願いします。
以上、Corei5 9600kでCinebenchR23を試してみるのコーナーでした!
安価で自作PCを組もうと考えてるかたの参考になれば幸いです。
まだまだ現役!
ではまた~
コメント
コメント一覧 (3件)
もしよかったら、4.8GHzのオーバークロックの詳細設定を教えていただけませんか?
我が家のパソコンではOCすると全く動作が安定しなくて、安定して動かせる設定を見つけられなくて困っております。
コメントありがとうございます。
記事内にBIOS設定をキャプった画像貼っておきましたのでよかったら参考にしてください。
といってもDRAM電圧をちょっとあげてるくらいで、他は特に何もしてないのであんまり参考にならないかもしれませんが。。w
よろしくおねがいします。
ありがとうございます!
早速やってみます。