【全15銘柄】米国ETFトータルリターンまとめ【累積&年率】

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米国ETFトータルリターンまとめ

こんにちは、のり柴です。

今回は主要な米国ETFのトータルリターンをまとめてみました。

銘柄はのり柴の独断と偏見で15銘柄選定しております。

これから米国株投資を始めようと考えている方や、
新たな投資先としたETF選びの参考にしていただけたら幸いです。

なお記載にミスなどがある可能性もありますので、ご了承いただけますと幸いです。

目次

トータルリターンの求め方

まずトータルリターンの求め方に関してざっくりと説明します。

株式におけるトータルリターンの求め方は一般的に以下のようになっております。

値上がり益 + 配当金 / 購入時の基準価格 = トータルリターン

例えば基準価格を$100.00として一年間で株価が$10上昇し、配当金が$5出た場合、

10 + 5 ÷ 100 = 0.15 

となり、パーセンテージで表すと、1年間のトータルリターンは15%になります。

また、トータルリターンは累積換算(運用期間の通算)で表示する場合と、
年率換算(年単位の平均)で表記される場合があるので、
今回は両方のパターンを表にしてみました。

参考にしたサイト

今回ETFのトータルリターンをまとめるにあたって、以下のサイトのチャート閲覧機能を使用いたしました。

https://www.etfreplay.com/charts.aspx

米国ETFの過去20年までのトータルリターンを閲覧することができるので、
今回選んだETF以外に気になるETFがありましたら、
こちらを利用してみるのがよいと思います。

米国株式ETFのトータルリターン

それでは初めに一般的な米国株を代表するETFのトータルリターンまとめになります。

チョイスしたのは以下のETFです。

  • VT バンガード・トータル・ワールドストックETF
  • SPY SPDR S&P500 ETF
  • VYM バンガード・米国高配当株式ETF
  • SPYD SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
  • HDV iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF
  • QQQ インベスコQQQトラスト・シリーズ゙1ETF
  • VGT バンガード・米国情報技術セクター ETF

S&P500インデックスのETFは運用年数の長さから、
VOOではなくSPYをチョイスしました。

VTIを入れようか迷ったんですが、SPYとほぼ同じ結果になりそうだったので外しました。

累積トータルリターン(%)

赤文字はその期間のトップ、青文字はその期間のワーストのリターンになります。

数字の単位は%になります。

ETF / 期間1ヵ月3ヵ月6ヵ月1年3年5年10年20年設定来設立日
VT5.2-1.0-6.24.015.629.5131.094.42008/07/08
SPY4.83.4-2.111.333.659.8240.6211.2不明1993/01/23
VYM2.812.1-11.2-1.113.234.7194.4140.32006/11/16
SPYD0.9-16.4-25.5-18.2-7.614.12015/10/21
HDV2.60.4-10.8-3.911.331.2125.32011/05/31
QQQ6.613.614.533.169.6122.2467.2220.6不明1999/5/10?
VGT7.911.211.533.886.7152.1453.5516.72004/01/30
2020年5月31日から換算

年率トータルリターン(%)

ETF / 期間1年3年5年10年20年設定来設立日
VT4.05.05.38.75.02008/07/08
SPY11.310.19.813.15.9不明1993/01/23
VYM-1.14.26.111.46.72006/11/16
SPYD-18.2-2.62.92015/10/21
HDV-3.93.65.69.32011/05/31
QQQ33.119.217.319.06.0不明1999/05/10 ?
VGT33.823.120.318.711.82004/01/30
2020年5月31日から換算

SPYDがボロボロですねw

VYM、SPYD、HDVの高配当ETF三兄弟の中でも特に悪い結果になっているので、
これを見ちゃうとSPYDに投資するのにちょっと躊躇しちゃいますよね・・

VOOに関しては抜群の安定感という感じでしょうか。

VTも安定はしているのですが、少し物足りなさを感じますね。

QQQVGTの双子兄弟はどちらもITセクター系のETFなので、やはり強いですw

のり柴鳥
のり柴鳥

SPYD残念すぎるなぁ・・

のり柴犬
のり柴犬

これからどこまで巻き返せるかで明暗が分かれるな

米国株式レバレッジ型ETFのトータルリターン

次に、3倍レバレッジ型ETFのトータルリターンになります。

とりあえずのり柴がぱっと浮かんだ以下の3つのETFをチョイスしました。

  • TECL Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF
  • SPXL Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF
  • CURE Direxion デイリー ヘルスケア株 ブル3倍 ETF

TQQQを入れようかと悩みましたが、
日本の証券会社だと取り扱っているところが限られているので外しました。
(のり柴が使っている楽天証券でも扱ってません。)

累積トータルリターン(%)

ETF / 期間1ヵ月3ヵ月6ヵ月1年3年5年10年設定来設立日
TECL21.0-6.1-8.349.7150.2400.02471.37121.42008/12/31
SPXL13.4-16.4-33.4-7.527.082.9585.81089.72008/11/05
CURE9.111.4-9.926.067.452.81170.32011/01/15
2020年5月31日から換算

年率トータルリターン(%)

ETF / 期間1年3年5年10年設定来設立日
TECL49.735.838.038.445.62008/12/31
SPXL-7.58.312.827.023.92008/11/05
CURE26.018.78.932.92011/01/15
2020年5月31日から換算

TECLが完全にぶっ壊れ性能ですねw

ただでさえイケイケなITセクターに、
3倍のレバレッジをかけると恐ろしいことになりますねw

SPXLに関しては他のETFに比べて短期で見るとあまり成績が良くないのがわかりました。

CUREは過去5年間という期間だけ切り取ってみると成績がいまいちでしたね。

というか、これを見ちゃうともう米国株投資はTECL一本でいいんじゃないかと思ってしまいますw

のり柴鳥
のり柴鳥

これはたまげたなぁ

のり柴犬
のり柴犬

一人だけ別次元のレースしててワロタ

米国債券ETF&金ETFのトータルリターン

最後に米国債券系ETFのトータルリターンになります。

  • AGG iシェアーズ・コア米国総合債券ETF
  • BND バンガード・米国トータル債券市場ETF
  • TLT iシェアーズ・ 米国国債20年越 ETF
  • VGLT バンガード・米国長期国債ETF
  • GLD SPDRゴールド・シェアETF

おまけで、金ETFのGLDもチョイスしてみました。

累積トータルリターン(%)

ETF / 期間1ヵ月3ヵ月6ヵ月1年3年5年10年設定来設立日
AGG0.71.95.39.916.221.245.4101.22003/09/22
BND0.72.05.510.216.621.746.078.52007/04/03
TLT-1.85.817.028.242.550.6124.8274.02002/07/22
VGLT-1.75.616.727.741.749.7117.7134.92010/01/04
GLD2.69.818.333.935.242.837.0267.12004/11/18
2020年5月31日から換算

年率トータルリターン(%)

ETF / 期間設立日1年3年5年10年設定来設立日
AGGSep 22, 20039.95.13.93.84.02003/09/22
BNDApr 03, 200710.25.24.03.93.32007/04/03
TLTJul 22, 200228.212.58.58.47.72002/07/22
VGLTJan 04, 2010 27.712.38.48.14.92010/01/04
GLDNov 18, 200433.910.67.43.27.62004/11/18
2020年5月31日から換算

AGGBNDはどちらも投資対象がほぼ同じなので、
似たようなリターンになっています。

AGGのほうが設立が早いので、設定来はAGGのほうが上ですね。

TLTVGLTに関しても同じような投資対象なので、ほぼ同じリターンになっています。

GLDに関しては債券ではなく金に投資するETFなので、
あまり比較にはなりませんが、トータルリターンで見ると債券ETFと似た結果になっております。

のり柴鳥
のり柴鳥

債券ETFは癒やし・・zzz

のり柴犬
のり柴犬

安定資産って感じやな・・zzz

まとめ

というわけで、独断と偏見で選んだETFのトータルリターンをまとめてみました。

特筆すべきはやはり TECLのぶっ壊れ感 と、SPYDの低迷 ですね。

SPYDはETFが設立してまだ、5年未満という点があるので
今後トータルリターンが伸びていく可能性はあります。

しかし高配当ETFがトータルリターンで劣るのは明らかなので、
目先の配当にとらわれずに、トータルリターンを考えてETFを選ぶ必要があるなと、
改めて感じました。

TECLに関しても、今後同じような推移をたどるのであれば、
長期保有はリターンに見合ってる気がします。

まあゆうて、のり柴が一番多く保有しているETFはSPYDなんですがね・・w

のり柴鳥
のり柴鳥

やっぱりトータルリターンを重視したほうがいい気がしてきたなぁ・・zzz

のり柴犬
のり柴犬

やはり長期期間でのトータルリターンを重視すべきだな

以上です、ETF選定の参考にしていただけたら幸いです。

ではまた~

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