こんにちは、のり柴です。
今回はコンパクトなPCケース選びに悩まれている方向けの記事になります。
PCケースの好みって人によって、かなり分かれますよね。
メンテナンス性重視で大きいサイズを好む方もいれば、
外観を重視する方も多いと思います。
特に近年の自作PC界隈では、PCケース内をLEDパーツを用いて装飾するのが、
一般的になってきており、見た目を重視する方が非常に多くなってきています。
そこで今回は、見た目にこだわった小さいケースPCを自作したい方に向けて、
のり柴が実際に使用している、コンパクトさと外観の美しさを両立させた、
最強Mini-ITX PCケース、Fractral Design Define NanoS をレビューしていきたいと思います。
のり柴の具体的なPCスペックやパーツに興味がある方は以下の記事を御覧ください。
Fractal Design NanoS が mini-ITXケースの中で最強な理由
NanoSが最強な理由は以下のとおりです。
- 外観が美しくサイズがちょうどいい。
- カスタマイズ性に優れている。
- 静音性が高い。
はい、この時点で最強。
・・では説明していきたいと思います。
Fractral Design Define NanoSとは
まず、Fractral Design Define NanoSとは
FractralDesign社が販売しているMini-ITX対応コンパクトPCケースになります。
Defineシリーズ
FractralDesign社が販売しているPCケースのなかには、
Defineシリーズというラインナップがあります。
NanoSはそのDefineシリーズのなかで最もコンパクトなPCケースになります。
Fractral Design社について
Fractarl Design社は、
スウェーデンに本社を持つ、PC関連アクセサリー製品を扱うメーカーになります。
製品のコンセプトとして、北欧デザイン要素を取り入れ、
品質、機能性、価格性どれをとっても妥協の無い製品開発をモットーとしている会社になります。
特にPCケースに関しては、どの製品もデザイン性が非常に高く、
部屋のインテリアの一部としても違和感なく設置できます。
PC自作界隈でも多くのファンがいるメーカーです。
発売時期
販売が開始されたのは遡ること4年前の2016年4月になります。
4年前のPCケースということでかなり古いモデルですが、
洗礼されたデザインと、機能性が融合された完成度の高いPCケースとなっております。
バリエーション
NanoSには種類が2つあります。
サイドがアクリルクリアパネルになっているWindowモデルと、
そうでない無印モデルです。
- WindowモデルはPC内部の装飾にこだわりたい方向け。
- 無印モデルは静音性にこだわりたい方向け。
という感じです。
また、カラーバリエーションも、ブラックと、ホワイトから選ぶことができますが、
ホワイトモデルはすでに生産が終了しており、かなり入手が困難になっているようです。
ちなみにのり柴はWindowモデルのブラックを使用しております。
ホワイトモデルはレア。
サイズがちょうどよく外観が美しい
外形寸法は 横203 x 縦330 x 奥行き400 mm となっております。
以下500mlペットボトルとのサイズ比較画像です。
ご覧の通り、500mlペットボトルを横においても何の遜色のないサイズ感となっております。(意味不)
まさに大きすぎず小さすぎずです。
のり柴はPCデスクの横にウッドラックを置いて、
そこに配置しているのですが、全く邪魔になりません。
外観に関しても、先にも説明したとおり、このケースを作っているFractalDesign社は、
ケースの外観へのこだわりが強く、
北欧デザインをモチーフにしたシンプルで非常に美しいデザインになっています。
mini-ITXケースにしてはそこまで小さくなくて良いバランスだわ
カスタマイズ性に優れている
ケース内の空間が広い
カスタマイズ性が高い理由として、
ケース内の空間が比較的余裕がある作りになっていることが挙げられます。
一般的なmini-ITXケースはではケース内の空間が狭く、
使用できるパーツに制限があるものがほとんどですが、
NanoSであれば、CPUクーラーは高さ162mmまで、グラボは315mmまで、搭載可能です。
また、水冷クーラーを組めるようにケース自体が設計されており、
簡易水冷はもちろん、本格水冷を実装することも可能です。
のり柴は本格水冷ではなく、NZXT社の簡易水冷 Kraken X42 を使用しているのですが、
ネット上で調べると、
実際にこのNanoSを使って本格水冷を実装している記事を沢山見つけることができます。
重量がそこそこ軽い
もう一つカスタマイズ性が高い理由として、
ミドルタワーケースなどと比べて重量がそこそこ軽いことがあげられます。
本体重量自体が5kgに満たない重さなので、
女性の方でもPCを移動させるのが簡単で、部屋のレイアウト変更などもとても行いやすいです。
そのサイズと軽量ゆえ、
パーツの差し替えなども机の上で行うことができるので腰を痛めることもありませんw
静音性が高い
NanoSはとっても静音性に優れています。
随所に高密度の吸音材が仕込まれており、
ケース内から発せられる動作音を、その小さいケースに閉じ込めてくれます。
とくに無印モデルは、両サイドパネルに吸音材が仕込まれているので、
静音性はwindowモデルよりも高くなっています。
静音性を重視するのであれば無印モデルのほうがオススメ。
Fractal Design Difine NanoSの弱点
とはいえ、NanoSにも弱点があります。
- デフォルトのサイドアクリルパネルがクソダサい
- ATX電源を使用するとグラボが発熱する。
アクリルパネルがクソダサい
散々デザインが美しいとかと言っておりますが、
Windowモデルはサイドのパネルがめっちゃダサいですw
全面アクリルパネルではなく、口の字に切り抜かれた状態になっているため、
小窓のような見栄えになってしまって見た目的に非常によろしくありません。
というかなんでこんな中途半端なアクリルにしたのか、のり柴には理解できません。
いきなりディスりだしたw
海外では一時期全面透明パネル化する自作キットが発売されていたようですが、
2020年5月現在、品切れとなっております。
自力でサイドパネルを全面アクリル化しよう
この欠点の解決方法として、
アクリル板をオーダーメイドで別途購入して取り付け、
全面アクリル化する方法があります。
実際にのり柴はアクリル板をオーダーメイドで注文し、
100均で売ってるマグネットなどを使って取り付けていますw
詳細は別途記事にする予定なので詳しく知りたい方は少々お待ち下さい。
ちなみに、アクリルパネルを別途取り付ける場合は、
Windowモデルと無印モデルどちらを購入しても同じなので、
価格の安い無印モデルを購入することをおすすめします。
まあ、ケース内部をみせるなら全面パネルのほうがいいわな
ATX電源を使用するとグラボが発熱する
もう一つの欠点として、電源ユニットとグラボの位置関係があります。
ATX電源を使用するとグラボの距離が非常に近くなってしまうため、
どうしてもグラボの排熱処理が落ちます。
ハイエンドのグラボを使用する方は、
電源はかならずSFXサイズの小さい電源を使用することをおすすめします。
のり柴も始めはATX電源を使用していたのですが、
どうしても発熱が気になってしまい、SFX電源に乗り換えました。
まとめ
以上のことから、
Define nanoSはmini-ITXサイズのケースでありながら、選べるパーツが豊富なため、
カスタマイズ性が非常に高いPCケースであると言えます。
コンパクトなPCケースで外観にこだわりたい方、内部の装飾にこだわりたい方、静音性を重視する方、などにおすすめPCケースとなっております。
FractalDesign社から4年ぶりに新しいmini-ITXケースがでました。
また、2020年5月15日に、FractalDesign社の新しいmini-ITXケースが発売されました。
ついに4年の沈黙をやぶったか。
「era」という新しいシリーズで、
こちらはnanoSの直線的なデザインとは相反し、緩やかなカーブを描いた外観になっています。
5種類のカラーバリエーションと、
上部は木製のパネルにも変更でき、まさに北欧デザインにふさわしいケースです。
サイドパネルが透明アクリルになっていないので、
PC内部の装飾にこだわるかたには向かないかと思いますが、
PCケース自体の外観にこだわりのある方にはオススメのケースなのではないでしょうか。
以上、コンパクトなPCケース選びの参考になれば幸いです。
ではまた~~
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