こんにちは、のり柴です。
今回は前回に引き続き、VenusProtocolの基本的な使い方解説をあなたの元へまごころ込めてお届けしたいと思います。
VenusProtocolに興味はあるけどまだ前回記事を読んでねぇ!て方は、以下のリンクから目を通していただければ幸いです。
もちろんもう読みましたよね?
前回のおさらい。
前回の工程をおさらいしてみましょう。
- ウォレット内にUSDTを用意する。
- USDTをVenusに預ける。
- VAIを発行する。
- 発行したVAIをVenus内でステーキングする。
- 利息(XVS)を回収する。
- VAIを返却する。
- USDTを回収する。
前回はウォレット内のUSDTをVenusに預けて、VAIを発行するところまで実践しました。
今回はその続きの「4.発行したVAIをVenus内でステーキングする。」から最後まで完走したいと思います!
きっちりUSDTを回収するとこまで解説します!
Venus Protocolの基本的かつ低リスクな使い方解説【後編】
4.発行したVAIをVenus内でステーキングする。
前回発行したVenus独自のステーブルコインVAIを、Venus内でステーキングします!
画面左側のメニューから「Valt」をクリックします。
するとVAIをステーキングするページに移行します。
このページの画面右側にあるパネルがVAIをステーキングするパネルになります。
2段あるうちの上段がVAIを預けるパネル、下段が預けたVAIを返還するパネルです。
それでは実際にVAIを預けてみましょう。
上段のパネルに前回発行した24VAIを入力、もしくはMAXボタンを押して、「Stake」と書かれた黄色いボタンを押します。
Metamaskが起動して手数料を請求してくるので涙をこらえつつ支払いましょう。
左側のパネルのVAI Stakedと書かれたところに今預けたVAIが表示されれば成功です。
ステーキング成功!
5.利息(XVS)を回収する。
VAIをステーキングすると、報酬のXVSが時間と共に蓄積されていきます。
得られる報酬の利率は同ページ画面上部の「VAI Staking APY」というところに書かれており、この記事を書いている時点では何と約72%かなりの高利回りとなっています。
ステーキングで得たXVSは同じパネルの「Available VAI rewards」と書かれたところに蓄積されていきますので、ある程度貯まったら隣に書かれている「Claim」という文字をクリックすることで回収することができます。
回収する際は手数料を取られるので、かならず手数料以上の報酬が貯まってから回収するようにしましょう。
ちなみに、回収したXVSは自由に使って大丈夫です。
XVSはBinanceでも取り扱っている通貨なのでBinanceに送ってトレードしたり、パンケーキスワップの交換機能で他の通貨に換金したり、BNBとペアを作って流動性プールに預けたりすることも可能です。
ちなみにXVS自体の価格は、この記事を書いている時点で約46ドルの値がついています。
今年の1月1日の時点の価格が3ドルほどだったので、約1ヶ月半で15倍もの値段に上昇していますw
今後もXVSの価格が上がると見込んでいるなら、売却せずに保有しておくのも一つの手かと思います。
もちろん3ドルに戻る可能性もある。
6.VAIを返却する。
次にVAIをVenusに返却する方法を解説していきます。
まず、現在VAIをステーキングに預けてますので、それを回収しましょう。
Valtページ右側パネルの下段から預けているVAIの数量を入力して(もしくはMAXボタンを押す)、「Withdraw」と書かれた黄色ボタンを押してください。
これで、ステーキングに預けたVAIを回収できます。
(同時に報酬に蓄積されてるXVSも自動で回収されます。)
次に、ステーキングから回収したVAIをVenusに返還しましょう。
画面左側のメニューから「Dashboard」をクリックして、「Mint/repayVAI」パネルに戻りましょう。
戻ったら、右側のパネルに持っているVAIの数量を入力し、「RepayVAI」と書かれた黄色いボタンをクリックします。
これで、発行したVAIを無事返還できました。
返せオラぁ!!
7.USDTを回収する。
いよいよVenusProtocol研修のフィナーレです。
最後に担保としてVenusに預けているUSDTを回収します。
一番最初にUSDTを預けた「SupplyMarket」パネルへ移動して、USDTのところをクリックします。
するとウィンドウが表示されるので、「Withdraw」と書かれたところをクリックし、ウィンドウ上部の入力欄に預けたUSDTの額を入力します。
(SAFEMAXボタンを押すと全額分が自動で入力されます。)
回収したい額を入力したら「Withdraw」と書かれた黄色いボタンを押し、Metamaskで手数料を払えば回収完了です!
卒業おめでとう。
VenusProtocolの基本的な使い方まとめ
いかがだったでしょうか?
以上で、VenusProtocolの基本的な使い方の解説はおしまいです。
今回はUSDTを担保にVAIを発行してVenus内のステーキングに預け報酬をゲットする方法を紹介しましたが、VAIではなく、BTCやETHといった通貨を借りることができます。
借りたBTCやETHを他のDefiで運用して更に利益を得るといった応用も可能です。
Defiの運用方法は非常にディープ且つ、ものすごい勢いで進化してきているため、今回紹介した以外にも様々な運用方法があります。
(自分もそこまで詳しくないですが・・w)
その反面、詐欺プロジェクトや、操作ミスによって資産を失うリスクも十分にありますので、ご自身でしっかりとリスク管理を行い、自己責任で利用していただければと思います。
以上です!Defiを深く知るためのきっかけになれば幸いです。
一流のパンケーキ職人はリスク管理を怠らない・・!
また、以下のページに当ブログのDefi関連の記事をまとめましたので、他にも興味のある方はよかったら御覧ください。
ではまた~~
当ブログでは以下のランキングに参加しております。応援よろしくおねがいします。
コメント
コメント一覧 (12件)
VAIのステーキング使ってみたんですが、XVSの増え方が明らかにAPY70-80%(APRで50-60%くらい)の増え方ではありません。
体感25%くらいな感じです。
Total stakeが157000000VAIでTotal emission per dayが2300XVSだと全体で見てもAPRで25%くらいになるような気がするんですが、APYの表示が高いだけなんでしょうか。。。?
のり柴さんに検証していただけたらと思います
コメントありがとうございます。
なんと、そうなんですね、どういうどういう計算で出されてる数字かは分かりませんが、
Venusほどの規模のシステムが表記を偽ることも無いとは思うので、なにか別の要素がふくまれてるのかもしれませんね。
自分の方で検証はむずかしいですが、貴重な情報提供ありがとうございます(_ _)
こんにちは!
貴重な記事をありがとうございます。
すみません、safewalletから VEUNSに繋げるとは思いますが、なかなかUSDT(ERC20)を預けることができません。
BNBがないからなのか、BNB(BEP20)でいいのかBSC(BEP20)なのか、、、。
ウォレット内のスワップにはETHが必要なんですよね。。。
初歩的な質問ですみません。
コメントありがとうございます。
safeWalletは使ったこと無いのでなんとも言えないのですが、
VENUSはBSC上に構築されたシステムなので、預けるUSDTはBEP20形式でないと預けられないと思います。
また、手数料を払う際はBNBが必要になりますので、
どのウォレットを使っていてもウォレット内にBNBを少量残しておく必要があります。
以上解決につながれば幸いです。
よろしくお願いします。
やはりBNBが必要なのですね…。
ちょっと色々模索してみます(_ _)
返信有難うございました!
こんにちわ!
のり柴先生のおかげで、私のような初心者がVenusProtocolにチャレンジする事が出来ました。
リスク等をしっかり勉強して運用していきます。ありがとうございました。
ところで、
私のウォレット(メタマスク)内に買ったり交換したりした記憶のないトークンが
入っております。
vUSDTというトークンで調べるとVenusUSDTというトークンみたいです。
VenusProtocolと関係していると思われますが、、
なぜゲットしているのかや、どこかで他のコインと交換できるのか等、
ご存知であれば教えて頂ければと思います。
メタマスクからバイナンスへ1vUSDT送金したところ消滅しました。
なぞであります。
コメントありがとうございます(__)
vUSDTトークンですが、おそらくvenusにusdtを預けた際に、預けた証明として発行されるトークンかと思われます。
つまりvUSDTトークンを紛失してしまうと預けたusdtが返還できない可能性があります・・
(自分で試したわけではないのであくまで予想ですが。)
バイナンスでは扱ってないトークンなので消滅してしまったのではないかと・・
なので、基本vXXX系のトークンは触らないほうが良いかと思います。
よろしくおねがいします。
のり柴先生ありがとうございました。
ドキドキしながらUSDTを返還したら全て戻ってきました。
1vUSDTの消滅はとりあえず問題なかったみたいです。
戻ってきたときのウォレット内にはvUSDTは0になっているのを確認し、
また預け直すとvUSDTが増えていましたので、
先生がおっしゃる通り、USDTを預けた証明として発行されるトークンと思われます。
腑に落ちました。
的確な回答ありがとうございました。
やっぱりそうでしたか!
ちょっと無くしちゃうくらいなら大丈夫なんですかね・・w
自分も全然気づいてなかったので情報ありがとうございます(__)
分かりやすい記事とても参考になります。
早速チャレンジしたいと思いメタマスクを繋いだまではよかったのですが、Supply Marketがクルクルまわったままで通貨の表示が出てきません。
対応方法はございますか?
ネットワークの混雑によるものかもしれないので、時間をおいて試していただくか、
メタマスク設定の「New RPC URL」を
以下に変更してみてはいかがでしょうか?
https://bsc-dataseed1.defibit.io/
もしくは
https://bsc-dataseed1.ninicoin.io/
よろしくおねがいします。
のり柴さまコメントありがとうございました。
New RPC URLの設定を教えていただいた2通り試してみましたがクルクルはなおりませんでした。
パンケーキやバナナには繋がっているのでやり方は間違ってないと思うのですが…
もう少し頑張ってみます。
ありがとうございました。