こんにちはのり柴です。
6月に入って、「CURE」というETFを購入しました。
先日SPXLとTECLを全部売却した記事を書きましたが、
懲りずに(別に懲りたわけじゃないですがw)新しい3倍レバレッジETFに手を出してたわけですw
今回はヘルスケアセクター3倍レバレッジETF「CURE」についてまとめてみましたので、
現在の、のり柴の保有状況や過去のパフォーマンスなど参考にしていただければと思います。
かわいい名前に騙されてると痛い目みるやつだ。
CUREとは
CUREについてざっくり説明いたします。
- 正式名称:「Direxion デイリー ヘルスケア株 ブル3倍 ETF」
- 設立日:2011年1月
- 指標:S&P ヘルスケア セレクト セクター
- 経費率:1.08%
CUREについて
CUREとは、レバレッジETFでおなじみの「Direction社」が運用する、
米国ヘルスケアセクターを指標とする3倍レバレッジETFになります。
設立日
設立日は2011年の1月となっており、
設立されてからまだ10年足らずのETFになります。
指標(ベンチマーク)
指標はS&P500に含まれる、「医療」「保険」「バイオ」などの
ヘルスケアセクターの銘柄を指標としているETFになります。
経費率
経費率は3倍レバレッジETFということもあって、
1.08%とかなり高めになっています。
みんな大好き3倍レバレッジETF
CUREを購入した理由
のり柴がCUREを購入した理由は以下のとおりです。
- コロナウイルスの治療薬やワクチンが完成への期待
- 将来的なヘルスケアセクターへの期待
対コロナウィルス治療薬や、ワクチンへの期待
現在開発が進んでいるコロナウィルスの治療薬やワクチンが完成した際の
ヘルスケアセクターの市場の伸びを見込んで今のうちに少額から投資しておこうと考えになります。
将来的なヘルスケアセクターへの期待
また、今後のアフターコロナの世界において、
ヘルスケアセクターはかなり重要な位置づけを担うと予想されます。
とくに医療事業の重要性は、今後のITセクターの重要性と同じように、
さらに需要は高まっていく予想されます。
ヘルスケアセクターは鉄板なのか??
CUREの保有状況(2020年6月24日現在)
以下、楽天証券での、のり柴のCUREの保有数と、購入履歴になります。
買付し始めたのが6月2日からで、
現在40株保有しております。
ETFの保有比率
現在のり柴が保有しているETFの比率は以下のとおりです。
CUREはおおよそ10%ほどになります。
現状、SPYDが占める割合が一番多いですが、
今後は高配当ETFのインカム狙いではなく、
3倍レバレッジETFでのキャピタルゲイン狙いに方針を転換していくつもりなので、
この割合はもう少し変わるかと思います。
とはいえ、3倍レバレッジETFはTECLをメインにしていくつもりなので、
CUREの割合は現状の10%くらいをキープしていく予定です。
TECL最強。
CUREのトータルリターン
CUREの累積と年率のトータルリターンになります。
(2020年5月31日から換算)
1ヵ月 | 3ヵ月 | 6ヵ月 | 1年 | 3年 | 5年 | 設定来 | |
累積 | 9.1% | 11.4% | -9.9% | 26.0% | 67.4% | 52.8% | 1170.3% |
年率 | – | – | – | 26.0% | 18.7% | 8.9% | 32.9% |
累積で見るとコロナショックの影響で、
過去6ヶ月の期間では-10%とマイナスになっていますが、
累積では、設定来の2011年1月からおよそ1170%増となっております。
年率で見ても過去5年の期間で見ると8.9%とあまり振るいませんが、
設定来でみるとおよそ年間33%となり、
長期的にハイパフォーマンスを叩き出しています。
他のETFのトータルリターンを以下の記事にまとめておりますので、
他ETFと比較したいかたは参考にしていただければと思います。
名前からはとても想像できないトータルリターンw
CUREの暴落時のパフォーマンス
次に直近のコロナショックでのパフォーマンスを見ていきます。
▼ コロナショック時のCUREのチャートになります。
1月22日時点で最高値の$79.8を記録しましたが、
直後のコロナショックの暴落によって、$24.59まで下落しています。
その騰落率はおよそ70%ほどでした。
そこからは順調に回復していき、6月8日時点で$61.25まで回復しましたが、
コロナの第二波懸念の影響から、また少し下がっており、
6月24日現在$54付近となっております。
その名の通り回復は早かったな。
CUREとSPXLの比較
次に、おなじくDirection社が運用するS&P500を指標とする
3倍レバレッジETF「SPXL」と比較していきたいと思います。
▼ SPXLに関してはこちらも御覧ください。
チャート比較
以下、CUREとSPXLのコロナショック時の暴落を含む過去1年の比較チャートになります。
SPXLに比べて、
暴落直前まではSPXLのほうがパフォーマンスが良かったのがわかります。
しかし、暴落時はCUREのほうが下落率は低く、底値からの回復も早いのが見て取れます。
つまり、SPXLと比べて、コロナショック時の暴落に強かった結果となりました。
(あくまでSPXLと比べてですw)
トータルリターン比較
次にトータルリターンを見ていきます。
こちらのETFトータルリターン比較記事を見ていただくと分かるように、
SPXLの設定来(2008年11月から)の年率のトータルリターンは、
23.9%となっております。
対してCUREの設定来の年率のトータルリターンは、
32.9%となっており、
おおよそ過去10年間ほどを切り取ってみるとCUREのほうが優れているといえます。
CUREの勝利?
CUREのメリット、デメリット
以上のことからCUREのメリット・デメリットをまとめたいと思います。
CUREのメリット
- 今後のヘルスケアセクターへの需要期待
- SPXLより優れたパファーマンス
アフターコロナの世界での健康需要による、
ヘルスケアセクターへの期待が見込まれる点と、
同じ3倍レバレッジETFのSPXLよりも優れたパフォーマンスと堅牢性がCUREの魅力といえるでしょう。
CUREのデメリット
- 3倍レバレッジETFゆえの高いボラティリティ
- 高い経費率
長期的に見た結果は非常に優れていますが、
そのレバレッジの高さゆえ暴落時のパフォーマンスに耐えられる人は一部に限られると思われます。
経費率も高いので、ある程度ルールを決めて計画的に運用していく必要があるかと思います。
まとめ
以上です、今後のコロナを含めた世界情勢を考慮しても、
非常に魅力のある投資する価値のあるETFだとのり柴は感じました。
今後のアフターコロナの世界において、
大きなリターンをもたらしてくれる可能性のあるETFなのではないでしょうか。
あくまでも投資は自己責任で。
ちなみに、今回紹介「CURE」は楽天証券にて買付可能です。
まだ口座を開設していないというかたは、以下に楽天証券の詳細ページのリンクを貼っておきますので良かったら参考にしていただければと思います。
ではまた~
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