こんにちはのり柴です。
SPXL と TECL 全部売却しました!
な、ななな、なんだってーーーーーー!!!
のり柴はコロナショック直後から、
レバレッジ3倍ETFのSPXLとTECLをコツコツと購入していたのですが、
2020年6月11日時点で、すべて売却いたしました(T_T)
今回はSPXLとTECLを全部売却するに至った経緯と、
売却時の収支結果などを報告したいと思います!
この記事はこんな方に読んでいただけたら嬉しいです。
- 3倍レバレッジETFを保有しているけどいつ売ったらいいか悩んでいる方
- 3倍レバレッジETFの下落時の値動きが気になる方
- 3倍レバレッジETFをこれから購入しようと考えている方
コロナショックの暴落からはや3ヶ月・・
西暦2020年6月、
コロナショックから早くも目覚ましいV字回復を遂げていた株式市場。
NASDAQ総合指数は歴史上最高値の10,000PT超えを記録。
全世界のSPXLの民とTECLの民は、
もう二番底とかこないっしょwwwちょー余裕w暴落ウマすぎw
ええい!株を買え!買い増しじゃ!仮想通貨でもよい!とにかく買い増すのじゃ!!!
ついこの間の一番底の恐怖を忘れてしまったかのように、
酒池肉林の宴に酔いしれていたのであった。
全世界のSPXLの民とTECLの民が現を抜かしていた最中、とある男がこうつぶやいた。
感染者チョット増エテル。
経済回復、モウスコシカカル・・ゼロ金利、再来年マデツヅケル。
この衝撃的な発言は、様々なメディアを通じて、
瞬く間に全世界のSPXLの民とTECLの民へと拡散された。
この発言を耳にしたSPXLの民とTECLの民たちは、
あばばばばば;;、やばいゃばい、2番ゾこくるかももももm;;((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ええい!株を売れ!利確じゃ!もう何でもよいわ!とにかく利確するのじゃ!!
と、市場は大混乱をきたし、
前日に27,000ドル付近をつけていたダウ平均株価は、
一夜にして25,000ドル付近、およそ2000ドルほど急落したのであった。
to be continued…
SPXLとTECLを売却した理由。
はい、というわけで2020年6月11日に株式市場に大きな下落があったわけで、
のり柴はそのタイミングで保有していたSPXLとTECLをすべて売却いたしました。
SPXLとTECLを売却した理由は以下の通りです。
- 2番底へのリスク回避のため
- 暴落時のレバレッジETFは回復がおそい。
- SPXLとTECLはそこそこ利益が出ていた。
- ブログのネタw
最後の理由はいらない
2番底へのリスク回避のため
その日、ずるずると株価が下落していき、
SPXLの株価が10%近く下がったときに、のり柴はこう思いました。
「2番底への地獄の窯の蓋がいよいよ開いてしまったか・・」
レバレッジのかかっていないETFや個別株に関しては、
それほど恐れることではないと思っているのですが、
3倍レバレッジETFを暴落時にもっていると結構ヤバいです。
その事態はなんとしても避けたかったので
リスク回避のため売却しました。
暴落時のレバレッジETFは回復がおそい。
3倍レバレッジETFを暴落時に持っていると、
どうヤバいかをザックリ説明すると、
一気に下落したレバレッジETFの株価はそう簡単には元に戻りません。
どういうことか実際のチャートをみて説明したいと思います。
暴落時のVOOとSPXLのチャート比較
以下、米国S&P500を指標とするETF「VOO」と
それに3倍のレバレッジを掛けたみんな大好き「SPXL」の
直近6ヵ月の株価チャートになります。
お分かりいただけますでしょうか・・
VOOはコロナショックによる暴落後、
一時的に6ヵ月前の株価まで回復しているのに比べ、
SPXLのほうは暴落からおおよそ半分ほどしか回復しておりません。
普通に考えるとSPXLは3倍のレバレッジがかかっているので、
下落した後も3倍のスピードで回復するように思うかもしれません。
が、レバレッジの特性上、
株価が上がったり下がったりをだらだら繰り返すと
3倍の値動きどおりになりません。
そのため、このように差が出てしまうのです。
レバレッジETFの説明でよく見る「減価」ってやつだな
つまり、レバレッジETFは回復力が遅いんです。
この特性上、レバレッジETFを保有する場合、
売るタイミングを考えなければいけないとのり柴は考えます。
SPXLとTECLはそこそこ利益が出ていた。
次の理由は、SPXL と TECL はそこそこ利益が出ていたからです。
そこそこというか、のり柴が保有している銘柄のなかで断トツのツートップでしたw
特にTECLは+46%というチートレベルのリターンを出しており、
SPXLもそれに追従するように33%ほどのリターンが出ておりました。
利確するなら含み益が出ている状態の、今だなと思い売却しました。
ブログのネタ。
あとはブログのネタになるかな?wという下心も僅かながらありましたw
そんな大したネタじゃないけど
SPXLとTECLを売却したタイミングについて
売却したタイミングですが、
当然下落する直前の含み益がピークの時に売るなんてことは、
のり柴にはできませんでしたw
刻んで売る作戦
最初は株価が落ち始めた直後は、
「下落率10%を刻むごとに少し売るか~」
くらいの考えだったんですが、SPXLが俊足で-10%に到達し、
慌てるようにSPXLとTECLそれぞれ、4分の1ほどを売却しました。
その時は、さすがにこの辺で止まるやろと思ったりしてたんですが、
そこからジワジワとですが、ほぼ一直線にSPXLが-15%に到達しました。
嫌な予感
「あれ、これヤバいやつじゃね?」と脳裏をよぎりましたw
10%刻みで売っていったら、-30%とかなった時点で、利益が吹き飛ぶなとw
まあ刻んで売ってるんで吹き飛びはしないんですが、
そんな考えに至り、SPXLが-15%の時点で、TECLも併せてすべて売却しましたw
この判断がどう出るかだな・・
SPXLとTECLを売却した結果
SPXLとTECLを売却した結果、トータルリターンはこんな感じになりました。
SPXLの売却値と投資額とトータルリターン
- 総投資額 ¥617,710
- 売却1回目 40株 ¥177,067
- 売却2回目 123株 ¥518,886
- トータルリターン ¥78,243 (+12.6%)
TECLの売却値と投資額とトータルリターン(配当金込み)
- 総投資額 ¥657,531
- 売却1回目 10株 ¥226,300
- 売却2回目 26株 ¥595,948
- 配当金3月分 ¥926
- トータルリターン ¥165,643 (+25.1%)
SPXLとTECL合わせたトータルリターン
- 総投資額 ¥1,275,241
- 売却値 ¥1,519,126(配当金込み)
- トータルリターン ¥243,885 (19.1%)
となりました。
TECLは3月に一度配当金が出ていたのでそれを含めたリターンになります。
ピーク時の含み益が48万くらいだったので、
おおよそ半値になってしまいました;;
が、暴落のリスクを回避できたと考えれば十分だと思います(暴落してないけど)
上出来すぎでしょ。
まとめ
以上が、のり柴が3倍レバレッジETFのSPXLとTECLを全部売却した理由になります。
といっても今後、SPXLとTECLは二度と買わないとかそういうわけじゃありません。
またすぐ買うんでしょ。
次SPXLとTECLを購入するタイミング
次買うとしたら以下のタイミングで再度買い付けていこうと考えています。
- 2番底がやってきたとき
- 2番底への不安が解けた時
2番底がやってきたとき
2番底へ大きく下落すれば、それは絶好の3倍レバレッジの買い場になります。
安く買い付けることができたときの3倍レバレッジETFの破壊力はチートレベルです。
実際にもしTECLをコロナショックの底値(80ドル付近)で買えていたら、
6月11日には170%(220ドル付近)上昇していました。
2番底への不安が解けた時
逆に2番底への不安が解けた場合も米国経済の回復の上昇につながるので、
買い付けるチャンスだと考えております。
現状はどちらに転ぶかもわからない状況なので、
様子見しているという感じです。
タイミングが重要
どちらにせよレバレッジETFを運用するには、
長期投資とは違い、少なからず売買するタイミングを見計らう必要があるなと
今回感じました。
今回の反省点
今回の下落での反省点です。
- 売るタイミングが明確じゃなかった。
- 油断していた。
売るタイミングが明確じゃなかった。
SPXLが-15%になったときに全売却したのは、
ほとんどその場のノリというか直感だったので、
今後はこの辺のルールをしっかり明確化しておこうと思います。
油断していた。
正直油断してましたw
二番底はもうこないっしょwと。
投資の世界に絶対は無い、と改めて肝に命じました。
もっとでかい下落局面を改めて想定しとかないとな
以上です、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
またSPXLとTECLを購入することになったら報告しようと思います。
SPXLとTECLに関するその他の記事は↓こちらからどうぞ
ではまた~
当ブログでは以下のランキングに参加しております。ポチッとしていただけると励みになります。
応援よろしくおねがいします。
コメント